買取に出したピアノはどこにいくの?

今回、引越しを期にピアノの売却を考えているのですが、買い取ったピアノはどこに行くのでしょうか?
子供も大きくなったので不要になってしまったとはいえ、やはり思い出の詰まったピアノですのでゴミとして捨てられてしまったり・バラバラにして部品になってしまうようであれば悲しいので、なんとか引越し先の次の家に持っていくかどうか、悩んでいます。
お子さんの「必死にピアノを練習している姿」「もうピアノなんて辞めたいと喧嘩した日」など、ピアノには家族のいろんな思い出が詰まっていますよね。ですから、売却したピアノがどうなるのか気になる、というお気持ちよくわかります。
以前は、中古ピアノはメンテナンスされてそのまま国内のピアノ店で再度中古ピアノとして販売されることが多かったのですが、最近では海外に輸出されるケースが多いです。特に、最近では経済的に発展もしてきており人口の多い中国に輸出されるケースが多いようです。
日本人も高度経済成長期に、豊かな生活の証としてピアノに憧れを持っていましたが、今の中国がちょうど同じような状況です。
中国国内で製造されるピアノも今はかなり多いのですが、やはり日本製のピアノの精密さは人気で、ヤマハやカワイ等の日本製のピアノは中国で高値で鳥生引きされています。一方、日本人の場合は新品のピアノを好む傾向がありますので、年式のあたらしいモノや運搬の大変なグランドピアノをのぞき、国内で流通することは少ないのが現状です。
いずれにしても、きちんとメンテナンスして、次のオーナーさんにかわいがってもらえるよう、再利用していますので、よっぽど状態が悪い場合を覗き廃棄されることはありません。ご安心下さい。
皆様の思い出の詰まったピアノは、生まれ変わって次の家族の思い出につながっていきます。
